医師に鍼を教える仕事
ある日、突然「予防医療臨床研究会」からお電話をいただきました。あまりにも突然だったため、正直なところ少し怪しく感じてしまいました。すみません💦
最初は警戒していたのですが、お話を伺ううちに不安はなくなり、
「医師向けに鍼の実技を教える講師をしてほしい」という内容でしたので、このお話をお受けすることにしました。
医師の中にも、東洋医学や鍼灸に興味を持っている方はいらっしゃいます。医師免許には鍼灸を行う権限も含まれていますが、だからといってすぐに鍼が打てるようになるわけではありません。
そのため、この会では毎月、勉強会が開催されています。
私は毎日、臨床で鍼を打っていること、そして、「誰もが安心して受けられる鍼灸」という考え方が、この会のコンセプトに合っているということで、お声がけをいただいたようです。
長年、鍼灸の仕事と並行して子育てをしていたため、行動範囲が狭くなっていました。普段とは違う立場の方々と関われたことは、とても新鮮で楽しい経験でした。
お相手は医師ですので、医療の知識は非常に豊富ですが、鍼の実技はまったく別の分野です。そのため、鍼の基礎から丁寧に実技をお伝えし、実際に鍼を体験していただきました。
勉強会を重ねる中で、ツボの取り方を平面的に覚えるだけでなく、深さや角度、方向を意識した「立体的(3D)」な感覚で捉えられるよう、お伝えしていけたらと思っています。
月に1回の講師ではありますが、鍼の実技をより分かりやすく言葉にして伝えられるよう、これからも工夫していきたいと思います。
