耳鳴りと体調不良

耳鳴りがキンキンと鳴り、精神的にも追い込まれていると感じている方が来院されました。

 

他にも六十肩、胃腸の不調、だるさなどがあり、身体が思うように動かず、日常生活に支障がでている状態だったそうです。さまざまな症状が重なり、何が一番つらいのか分からないと話されていました。

 

この方が抱えている症状の中で、変化を比較的確認しやすいのが六十肩でした。六十肩は、鍼灸施術後に肩がどの程度動くようになったかを客観的に確認しやすい症状です。

 

初回は、肩関節が横に75度程度までしか挙がらず、手を後ろに回すと、お尻に触れるか触れないか程度の可動域でした。
12回の鍼灸施術を終える頃には、肩関節がほぼ正常に動くようになりました。

 

この頃になると、耳鳴りの音が小さくなり、キンキンとした高い音は感じなくなっていたそうです。耳鼻科で検査を受けたところ、少し低下していた聴力が正常範囲に戻っていたとのことでした。

 

鍼灸を始めて3か月ほどが経過した頃、気が付くと、いつもの生活に戻っていたそうです。鍼灸は気が付いたらお悩みの症状が和らぎ、日常生活をふつうに送れていたということがあります。

 

気が付いたら元の生活に戻っているため、改善に気付かれない場合もあるのが鍼灸施術の特徴ですが、この方は施術後の体調変化に敏感に気付いてくださり、現在も身体のメンテナンスとして鍼灸を継続されています。