首が左に向かない・不眠
ご紹介で89歳のご婦人が来院されました。首が痛くて左に向けない、腕に痛みが走るという症状をお持ちです。
首の骨のアライメントに歪みがあり、「ここが悪いですね〜」というと「これは手術しかないと医師から言われているの」と仰っていました。
首も硬いが腰も硬い。お聞きすると、痛くて腰を伸ばすことができず、前屈みになって生活をしているとのこと。身体は繋がっているので首の状態が悪いと腰も悪くなりますね。
この方の施術中、深い深い眠りに落ちます。本当にグッスリ眠ります。
先日は座って鍼をしている時に座ったまま寝てしまい、上半身がぐらぐら揺れてきたので、仰向けになって貰うとそのまま深い眠りに落ちていきました。
眠剤を長く服用していて「こんなに気持ち良い眠りは、眠剤を飲んでいてもない」と喜んでくれています。身体が何よりも欲しているのは「眠り」かもしれませんね。
鍼灸を受けている時に深い眠りに落ちていくのはとても良いことです。そして、施術後、時間が許す限りですがそのまま寝て頂いています。
首は左側を向けるようになりました。