クロミッド服用後の卵巣の腫れと鍼灸
クロミッドを服用後、卵巣を診てもらったところ、卵巣が腫れており、少量の出血もみられた方がいらっしゃいました。「こんな時に鍼灸を受けると、血行が良くなって卵巣がさらに腫れてしまうのでは?」とご質問いただきました。
卵巣が腫れているときでも、鍼灸を受けること自体に問題はありません。むしろ、身体の回復力が働き、結果として卵巣の腫れが引いていくことも多いのでご安心ください。
臓器が腫れている状態は、身体にとって負担となります。身体は本来、調子の良い状態を保とうとします。この「ちょうど良い状態」を維持しようとする機能(恒常性の維持)を助けるのが鍼灸です。
鍼灸は身体の恒常性の維持を手助けします。その結果、痛みを和らげる、腫れを引かせる、硬さを柔らかくする、動きにくいものが動くようになるなど、さまざまな症状を整えていきます。
鍼灸の後に身体が心地良く感じられるのは、そのためです。
この方は鍼灸を受けた数日後に、婦人科で診察を受けました。卵巣の腫れが続いていた場合はピルを服用する予定でしたが、腫れは引いていて薬の服用は必要なくなりました。
卵巣は自分の力で、調子を取り戻したようです。
