顔の痛みと顔面神経麻痺

1年半前に顔面神経麻痺で来院されていた方が、「顔が痛い」と再び来院されました。前回、顔面神経麻痺が起きた際にも顔の痛みがあり、今回もその時と同じような痛みを感じているとのことでした。

 

顔に触れると、顔全体に突っ張り感があり、筋肉が硬くなっているようでした。また、顔の動きもやや鈍くなっている印象でした。

 

身体全体に冷えが強く見られました。この方は普段から風邪をひきやすい傾向があるため、鍼灸では東洋医学的な考えに基づき、呼吸器系の働きをサポートしつつ、身体が温まりやすくなるよう施術を行いました。

 

数回の施術を重ねる中で、顔の痛みは徐々に和らいでいき、その後、顔面神経麻痺の症状はみられませんでした。

 

この方は、これまでの経過から見ると、顔面神経麻痺の症状が出やすい傾向があるようでした。冷えや風邪をきっかけに体調を崩しやすいため、日頃から体調管理を意識していただくことが大切です。

 

今回のように症状が出そうだと感じた段階で鍼灸を受けることは、日頃の体調管理や予防的な視点につながる考え方ではないかと感じました。