手のシビレと糖尿病
腕から手に痛みとシビレがあり、夜中は痛みで目が覚める症状の方が来院されました。指も思ったように動かせません。手根管症候群と診断されています。
この方は糖尿病ですが、血糖コントロールはまずまずですが糖尿病の方はシビレやむくみが出やすいです。
身体を触れていくとしっとりとしていて、鍼を刺すと皮膚がねっとりと鍼に絡む感じがありました。この方は何回か続けて鍼灸を受け、腕の痛みとシビレが改善し、指が動くようになりました。夜、痛みで目が覚めなくなると、よく眠れて体調も良くなったそうです。
糖尿病があるとさまざまな症状が起き易くなります。手の痛みとシビレは手根管の問題だからと局所の問題として捉えるのではなく、常に全身を意識して上手に糖尿病と付き合って下さい。