妊娠・逆子・産後の症状
気になる症状をクリックしてください。
妊娠中に鍼灸を受けてつわりを和らげ、妊娠初期を過ごしている方がいらっしゃいます。
つわりのツボが効いてつわりが和らぐのか、凝りなどの不快な症状を取り、全身を整えることでつわりが和らぐのか、両方の施術をするので、どちらがどれぐらい作用しているのか分かりませんがつわりは和らいでいます。
わたし自身の体験としても、鍼灸の施術を受けるとつわりが軽減して、働きながら過ごせました。当院には辛いつわりを和らげるために鍼灸を利用している方がいらっしゃいます。
医師から「逆子です」と告げられるのは30~32週目あたりです。逆子が回りやすいと言われている大きさは、胎児が2000グラム以下で妊娠31週~36週目(平均33週目)に当たります。
逆子の妊婦さんは、
①いつも赤ちゃんが同じ位置にいる
②お母さんのお腹が歪んでいる、または硬い
③むくみ、腰痛、お尻や恥骨の痛み
などが観察できます。特に②は殆どの逆子の妊婦さんに見られる特徴です。
本来、妊娠中のお腹は丸く柔らかいもの。お母さんのお腹を柔らかく、緩んだ状態に戻すことが逆子を治す第1歩です。
鍼灸の後の健診では、医師や助産師がお腹が柔らかくなっていて驚きます。母体を変えればほとんどの逆子はきちんと回ってくれます。
お産でボロボロになった身体は腰痛、四十肩、突発性難聴、顔面神経麻痺、風邪を繰り返す、不眠などの様々な症状を起こします。鍼灸はこのような身体をできるだけ早く回復させ、育児が出来る体力を取り戻すようにお手伝いをしています。
また、お産でできた手術痕にも鍼灸は効果的です。帝王切開の痕に鍼灸をすることでケロイド状の傷が凹んで目立たなくなります。
産後のお母さんは骨盤や臀部の位置を気にしている方が多いですね。これらの調整もきちんと行っております。
産後のお身体がどのような状態かを説明しながら身体の状態を整え、より良い体調で育児に望めるようにお手伝いをしています。