逆子は鍼灸でどれぐらい回転するの?

逆子の妊婦さんのお腹は硬く歪んでいることが多いです。妊娠中はどんどん「血」を消耗していくので、いつもと同じ生活をしていて妊婦さんはとてもくたびれてしまい、身体に様々な不調を起こしたり、お腹が歪んだり、硬くなりやすくなっています。

そんなお腹が逆子の鍼灸を受けた後には柔らかく丸くなっていて、この変化には医師も助産師も驚くほどです。

妊婦さんのお腹が丸く柔らかくなると逆子が回りやすくなるので「鍼灸クラニオ整体」では、妊婦さん本来の「丸くて柔らかいお腹」を取り戻すお手伝いをしています。

 

お腹が歪んでも硬くなったとしても妊婦さんのお腹はよく表情を変えてくれるますのでご安心下さい。施術を受けて、お腹の状態が丸く柔らかい状態に戻っても無理せず過ごして下さいね😊

 

時々、逆子の妊婦さんから「鍼灸を受けると、どれぐらいの確率で逆子は回るの?」と聞かれますので、最近、結果を表に書き込むようになりました。ただし、来院される妊婦さんは妊娠週数が違い、施術を受ける頻度と回数が違い、抱えているリスクが違いますので、単純に一括りにして比べることが出来ません。

それぞれの妊娠、それぞれの逆子ちゃんですので参考程度にして下さい。(胎児が小さいうちの方が回りやすく、胎児が推定2000g以下のうちに鍼灸の施術を受けた方が回る可能性が高くなると言われています。)

週数 施術回数 結果 考察
30~31w 60分2回 むくみあり
31~32w 60分2回 側弯症。お腹の張り止め薬を服用している。
32~34w 60分4回 × 恥骨痛があり。お腹の下部にいてお腹が下がって見える。母の体調は整い、恥骨痛もなくなったがお腹は丸くならず。35週の健診で回っていなかった。
30~34w 60 分3回 むくみあり。妊娠中のマイナートラブルはない。
34~35w 60分2回 胎児が同じ位置にいるので回りにくそう。しかし、結果は良好✨
34~35w5days 60分2回 胎児が小さめで入院したが、逆子は回ったので経膣分娩ができた。
35~36w6days 60分3回 37wに外回転術にて逆子を治す。鍼灸により、なぜ逆子か分からないぐらいお腹が柔らかくなったので、医師が外転術で回せると言っていた。
33w6days~35w6days 60分3回 × 赤ちゃんが1回転してしまう。左右の向きは変わるものの頭が下にならなかった。
33~34w 60分2回 お腹に張りがあった。張りも改善した。
31w 60分1回 肩こり、腰の硬さあり。
30w 60分1回 3人とも逆子で3人とも鍼灸の後に無事に回転した。3回とも自然分娩できた。
34w 60分2回 上の子が熱を出して、来院されず。結果は分からず。
29~35w 60分3回 施術間隔が2週間以上開いているのでお腹の変化が観察しにくかった。
33~34w 60分2回 × 切迫気早産気味で薬を服用している。胎児が育っていないので緊急入院になり帝王切開に。この子は状況的に回ることがない逆子だった。
33~34w 60分3回 多少、足にむくみ。大きなマイナートラブルはない。
34w 60分1回 横子。足のむくみ。
35~37w 60分3回 × 切迫早産気味で張り止めを服用。身体を整えるとお腹が既に下がっていた。
32w 60分1回 軽いむくみ。大きなマイナートラブルはない。