逆子は鍼灸でどれぐらい回転するの?

逆子の妊婦さんに対して、鍼灸は何を提供するのかというと、逆子の妊婦さんのお腹は硬く歪んでいることが多く、妊婦さんの身体の不調を抱えていることが多いので、これらの諸症状を和らげます。

来院するほとんどの妊婦さんがベッドに仰向けで足を延ばすことが出来ません。お腹が張り、背中や股関節が痛みを感じます。

しかし、鍼灸の施術を受けた後は、全身が柔らかくなり、あお向けで足を延ばすことが出来るようになります。

 

この時には妊婦さんのお腹は柔らかく丸くなり、お腹の中で赤ちゃんがよく動いています。このようなお腹に変化すると、赤ちゃんが回りやすいです。

鍼灸を受けてから健診に行くと医師や助産師が「何で逆子なのか分からない」と言われるぐらいお腹が柔らかになります。

 

そして、最後に「逆子の灸」をして、その回の鍼灸の施術を終了します。

 

逆子の鍼灸の施術は1~5回受ける方が多いです。来院される週数によって提供できる施術回数は変わります。

鍼灸を施術を受けて、より逆子が回りやすいお腹の環境を手に入れて下さい。赤ちゃんは小さいほど回りやすいと言われているので、逆子を言われたら早めの鍼灸をお勧めします。

週数 施術回数 結果 考察
34~35w 2回 × ずっと張り止めを服用。お腹が柔らかくなり外回転術もするが回らない。むくみあり
30~31w 2回 むくみあり
31~32w 2回 側弯症。お腹の張り止め薬を服用している。
32~34w 4回 × 恥骨痛があり。お腹の下部にいてお腹が下がって見える。母の体調は整い、恥骨痛もなくなったがお腹は丸くならず。35週の健診で回っていなかった。
30~34w 3回 むくみあり。妊娠中のマイナートラブルはない。
34~35w 2回 胎児が同じ位置にいるので回りにくそう。しかし、結果は良好✨
34~35w5days 2回 胎児が小さめで入院したが、逆子は回ったので経膣分娩ができた。
35~36w6days 3回 37wに外回転術にて逆子を治す。鍼灸により、なぜ逆子か分からないぐらいお腹が柔らかくなったので、医師が外転術で回せると言っていた。
33w6days~35w6days 3回 × 赤ちゃんが1回転してしまう。左右の向きは変わるものの頭が下にならなかった。
33~34w 2回 お腹に張りがあった。張りも改善した。
31w 1回 肩こり、腰の硬さあり。
30w 1回 3人とも逆子で3人とも鍼灸の後に無事に回転した。3回とも自然分娩できた。
34w 2回 上の子が熱を出して、来院されず。結果は分からず。
29~35w 3回 施術間隔が2週間以上開いているのでお腹の変化が観察しにくかった。
33~34w 2回 × 切迫気早産気味で薬を服用している。胎児が育っていないので緊急入院になり帝王切開に。この子は状況的に回ることがない逆子だった。
33~34w 3回 多少、足にむくみ。大きなマイナートラブルはない。
34w 1回 横子。足のむくみ。
35~37w 3回 × 切迫早産気味で張り止めを服用。身体を整えるとお腹が既に下がっていた。
32w 1回 軽いむくみ。大きなマイナートラブルはない。