鍼灸へのこだわり

鍼は刺すと表現されるので、「体に鍼を刺すなんて怖い」と感じる方が多いと思います。でも、鍼は刺すというより、ツボに納めるといった感覚のほうが近いです。

刀を長い鞘のどこにもぶつからないように納めるように、鍼もツボにぶつからずスーッと納めなくてはなりません。技術が未熟であれば、鍼は体の組織にぶつかりながら進むので、痛みや不快感に繋がります。

ツボの深さ(刀で言えば鞘の長さ)は皆違います。人の体のツボを読むというは、人の体は誰一人として同じもがないため難しいことです。知識や経験が必要です。

当院は、浅い鍼のみで治療する方や、深めの鍼や響きを好む方、それぞれ方に合わせた鍼灸治療を提供しています。

初回、その方に必要な鍼を選び、治療をつくりだすこと、体の状態が変化したとき、必要であれば使う鍼を変えることなど、常に体の状態を観察し変化に対応するよう努めています。

患者さまにとって鍼灸治療の時間が癒され、気持ちの良い時間になるように、体の変化・改善を感じることができる治療であるように、日々、努めています。

使う鍼へのこだわり

時代に逆らっていると思いますが、当院は使い捨でない上質な鍼を使用しています。

当院は、患者さま個人の鍼をご用意し、「ご自身の鍼はご自身しか使わない」というシステムです。

個人専用の鍼を、超音波洗浄機で洗浄し、オートクレーブ(高圧滅菌機)で消毒し、保管庫で保存している為、感染の心配はありません。

鍼で経穴(ツボ)を刺激する時は手先の感覚が頼りです。上質な鍼は、柔らかくよく伸びる金属で作られいる為、ツボの反応を捉えたことをいち早く手に伝えてくれるので、繊細な刺激が可能になります。

鍼は体に入るものなので、上質のもののほうが患者さまの体に優しく、感覚的にも気持ちが良いです。

*どうしても使い捨て鍼が良いという場合は、使い捨て鍼のご用意もありますので、ご希望の場合は事前にお申し付け下さい。(鍼代が別途500円かかります。)

個人の鍼を選ぶ

鍼灸治療に使われる鍼は髪の毛のような細さです。直径0.15mmの鍼を基準に細い・太い、長い・短いなど、個々に合わせ、使う鍼を選びます。

お灸について

お灸は艾(もぐさ)を捻って小さな円錐形を作ります。大きさはわずかゴマ粒ぐらいです。
燃え尽きる時にチクッとした刺激があります。肌に触れない間接的なお灸も使うことがあります。鍼と灸を組み合わせることによって治療効果を高くします。