腰痛と風邪症状

本日は、腰痛でヨロヨロ歩いて来院された方がいらっしゃいました。ベッドに仰向けになるのも一苦労です。膝を目一杯曲げると仰向けになることが出来ました。

それから、お話を聞くと、風邪をひいてから腰が痛くなり、動けなくなったそうです。風邪症状は喉痛が残っていました。

このような状態の時、鍼灸治療では風邪の治療が第一選択肢になります。肺や喉に関わるツボ(経穴)に鍼とお灸をし、それから腎を元気にするように施術しました。体が温まり、気が巡った感じが出てから、首肩から風邪を出すようにして、仕上げに腰の鍼をしました。

腰痛が起きている時、その原因となる風邪症状を出し切らなくては、腰痛が根本から良くなりません。このような治療が出来るのが鍼灸治療の面白いところです。

この方は、「風邪だけでこんなに体がガタガタになるなんてねえ。」と仰っていました。70歳を越えると風邪をひいただけでも体に大きく影響が出る場合があります。

この方の体は鍼灸治療後、緩み、温まり、しっとりと汗をかいていました。喉の痛みも沈静し、しっかりと歩いて帰られました。

鍼は風邪症状に効果的で、風邪の初期、または風邪が治りきらない時に来院されます。