使い捨てでない鍼について

世間は「使い捨ての鍼(ディスポ鍼)」が清潔で安全である、という考えが主流になっています。

しかし、当院で使用する鍼は使い捨てではありません。当院で使う鍼は、鍼の値段が高いので使い捨てにはできません。

*使い捨ての鍼のご用意もありますが、お勧めはしていません。

その為、個人の鍼を個別に消毒して保存して、「自分の鍼は自分しか使わない」という仕組みにしています。

消毒は、超音波洗浄機で鍼の汚れを落とし、高圧滅菌器(オートクレーブ)で135°、3気圧で完全滅菌を行い、保管庫に保存しています。

この消毒の作業は1時間以上に及び、大変な作業です。それでも、この鍼を使い続けるのは、鍼が柔らかくて伸びが良い上質のステンレス(+銅)で出来ているからです。

柔らかい鍼は体に余計な負担をかけず、優しい刺激を生みだします。また、鍼先の感覚が正確に指先に伝わってきます。

身体に負担をかけない優しい刺激と、さまざまな鍼の手技を提供するには上質な鍼が必要です。

もちろん、使い捨ての鍼でも高い改善を導く先生もいますので、使い捨て鍼が全てダメとも思っていません。それでも、私は施術に使う鍼にこだわりたいのです。

鍼灸の施術1回で提供される身体の変化は、院によりかなりの差があります。

私は、鍼灸の施術の効果をより高める為に、質の良い鍼を使う事が大切と考え、上質な鍼を使用しています。