森も身体も健やかに

結婚して沖縄に帰省するようになりました。沖縄で義父といろいろな話をするのが結構楽しいです。義父は漢方薬局を開設していたので代替医療に詳しく、勉強家です。帰るとお勧めの本を紹介してくれます。

 

義父は今、農法の本を読むのが一番楽しいそうです。義父は「森は大切。だけど、森が育っていくのに自然に任せていると森は健やかに育っていかないんだ。

木の種が自然の力で蒔かれて芽吹くと、根が深くて張れずに、枝葉ばかり伸びて、頭でっかちの不安定な木に成長する。森も、作物も人の手助けを受けながら成長していく方がより健やかに成長していく。」といった感じのことを言っていました。

この話をしているときに人の身体もメンテナンスしていく方が健やかでいられるよなあ、と思いました。薬で長期的に症状を整えていると、身体に影響が出ます。(農法で例えると、農薬をどんどん使う方法になるのでしょうか)

 

身体が辛い時に、ふと支えてくれる手があることで、健康や健全さを保てるということがあります。人の辛さを少しでも緩和できるような、そんな手でいられるように自分の手を育んでいきます。