五十肩・四十肩

肩の痛みの来院で1番多いのは、五十肩・四十肩(以下、肩関節周囲炎)です。これは、肩関節の痛みと運動障害を起こす症状です。肩関節が完全に動かなくなった凍結肩もこれに含まれます。

肩関節周囲炎は、どの程度肩を痛めているかにより治療回数が大きく変わる疾患ですが、凍結肩のように肩がまったく動かない方以外は、初回から肩関節の可動域が広がります。肩や腕の硬かった部分がほぐれる為、肩や腕が軽くなったように感じることもあります。

病院ではブロック注射を打たれますが、それだけでは改善しない事がよくあります。注射はあくまで痛み止めで、注射で痛みが軽減しても、ご自身の治癒力が弱いと改善に向かっていきません。

肩の痛みが強くなると痛みで夜も眠れず、気分の抑うつなど他の症状が起きることもあります。お悩みの時は、ご相談下さい。

(肩関節周囲炎と似た症状として腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、リウマチ性多発筋痛症などがありますが、これは肩関節周囲炎ではないので対応が変わります。ご相談のときは病名もお伝え下さい。)

肩関節は360度に動く構造のため、多くの筋肉が複合的に協調して作用し合います。その為、炎症が起きている場所が多いと治癒に時間がかかります。また、頸椎症などを抱えている場合も同様に治癒に時間がかかります。