顔面神経麻痺

顔面神経麻痺は、突然、顔半分が麻痺で動かくなる為に患者さんは精神的に大きなショックを受けています。まずは落ち着いて、ご自分の病気を良く理解し、治療を進めていきましょう。

・ベル麻痺は原因は単純ヘルペスウイルスの再活性化によるもので一般に治りが良いと言われています。

・ラムゼイハント症候群は帯状疱疹ウイルスが原因で起こる顔面麻痺麻痺で、小さな帯状疱疹、耳の下を押すと痛い、後頭部痛、耳鳴・聴力障害などの症状が起こります。

病院の治療はどちらに対しても抗ヘルペスウイルス剤や神経の浮腫を抑えるステロイド剤を使用します。服薬だけで顔の麻痺が改善していく方に鍼灸治療は必要ありません。

病院の服薬や点滴で顔の麻痺(顔が動きにくい)が改善していかない方は鍼灸治療をお試し下さい。まだ、顔面麻痺が残っていても、病院から治療は終わりと告げられて、ビタミンB12を処方され、途方にくれている方の来院は多いです。

当院の顔面神経麻痺に対する治療は、顔用のとても細い鍼を使い、顔に刺鍼します。通電治療はしません。

顔面神経麻痺の場合、治療直後に「顔の筋肉が動きやすくなった」というような劇的な改善は感じられない事が殆どですが、口周りのつっぱり感が軽減した、顔が軽くなった、眼が楽になったなどの変化は感じられます。麻痺の重さにより治癒にかかる時間は異なりますが、顔面神経麻痺に対する鍼灸治療は継続が必要なことが多く、治療は週1〜2回の通院が望ましいです。

顔面神経麻痺で病院に通院されている方は、表情筋スコアは病院の評価を参考にさせて頂いています(全ての時間は鍼灸治療に使いたい為)。

ベル麻痺で発症3週間後から鍼灸治療を始めた方で、最初は顔面神経麻痺スコア12点(40点満点)と重症だった方が、約7ヶ月経て36~38点(40点満点)まで回復されたなどの改善がみられています。

顔面神経麻痺は発症してから、早めに鍼灸治療を始めたほうが効果的です。お悩みの方はご相談ください。