捻挫・距骨骨軟骨損傷(きょこつこつなんこつそんしょう)

運動により捻挫をした、打撲をしたと、受傷したその日や翌日に鍼灸治療を頼まれる事が時々あります。腫れが引き、回復が早くなります。

対応したことが少ない症状に「距骨骨軟骨損傷(きょこつこつなんこつそんしょう)」という捻挫の合併症があります。これは、捻挫をした足首が長期的に痛いのでMRIを撮ったら、骨軟骨が欠けていると診断され、気が付いたという事で来院されます。

ステージがⅠ~Ⅳまであると聞きますが、当院とご縁があった方は、どのステージか言われなかったようです。足首は固まり、動きが悪く、痛みが強くなると、踵歩きをする方、足首が動かなってとりあえず休憩する方などいらっしゃいました。

足首の局所治療も可能ですが、長期間、片方の足首をかばう事で、腰痛が起きたり、他の症状をお持ちの方は全身治療をお勧めします。

鍼灸治療する事で、足首の硬さが取れ、痛みは緩和してきます。しかし、足首が以前と同じ強さに戻るわけではなく、体重がかかる事に対しての弱さは残ります。

扱った症例数が少ないですが、捻挫の合併症である距骨骨軟骨損傷にも、鍼灸治療は保存療法としてお役に立てると感じています。